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「カワサキ ニンジャ 400 4気筒」で検索する多くの方は、Ninja 400とZX-4Rの違いや、実際に何気筒なのか、馬力・価格の比較、さらにはZX-4R 2026年モデルの最新情報や中古相場までを一度に知りたいと考えているでしょう。この記事では、「ニンジャは何気筒ですか?」「ニンジャ400は何気筒ですか?」といった基本的な疑問から、「ニンジャ400の4気筒の馬力」「ZX-4RとZX-4RRの違い」などの詳細な技術比較までをわかりやすく解説します。さらに、2026年モデルZX-4Rの注目点や中古車選びのポイント、価格の目安、400cc 4気筒ネイキッドとの比較、そしてニンジャ400 新型の特徴まで、購入検討に役立つ情報を体系的にまとめています。
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400ccクラスの4気筒とニンジャ400の位置づけ
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ZX-4RとZX-4RRの装備差と適した用途
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価格相場とZX-4Rの中古購入ポイント
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2026年モデル新型や関連モデルの最新要点
カワサキニンジャ400cc 4気筒の基礎知識
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ニンジャとニンジャ400の気筒数を徹底解説
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ニンジャ400の4気筒モデルはあるの?馬力は?
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ZX-4RとZX-4RRの違いは?
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ZX4R 2026年モデル 新型情報
ニンジャとニンジャ400の気筒数を徹底解説

「ニンジャ(Ninja)」という名称は、カワサキが展開するスポーツモデルのファミリー名であり、250ccから1000ccを超えるリッタークラスまで幅広くラインナップされています。このため、「ニンジャ=何気筒」というように単純に断定することはできません。モデルごとに排気量や目的、設計思想が異なり、それに合わせて採用されるエンジン形式も変化します。
例えば、400ccクラスではNinja 400が並列2気筒エンジンを採用しているのに対し、Ninja ZX-4R/ZX-4RRは並列4気筒エンジンを搭載しています。同じ「400」の名を冠していても、走行特性や設計コンセプトは大きく異なります。Ninja 400は街乗りやツーリングを中心とした“実用型スポーツ”として設計され、ZX-4Rはサーキット走行やスポーツライディングを想定した“ハイパフォーマンスモデル”という位置づけです。
● ニンジャ400の並列2気筒エンジンの特徴
Ninja 400のエンジンは、並列2気筒DOHC 8バルブで、出力特性としては低中回転域のトルクと扱いやすさに優れています。最高出力48PS/10,000rpm、最大トルク37N・m/8,000rpmというスペックながら、日常域では軽やかにトルクが立ち上がり、発進や加速での扱いやすさが際立ちます。
構造的に部品点数が少なく、車体重量を抑えやすいため、Ninja 400は車重約168kgと軽量で、足つき性にも優れています。街中のストップ&ゴーや市街地での渋滞走行など、現実的な環境でストレスが少なく、燃費も良好です(WMTCモードで約28km/L前後)。燃料タンク容量は14Lで、航続距離はおよそ350〜400kmに達します。
さらに、エンジンの鼓動感は2気筒特有の力強さがあり、振動も適度に抑えられているため、ツーリング用途でも快適に走行できます。クラッチ操作も軽く、アシスト&スリッパークラッチの採用によりシフトダウン時の挙動が安定している点も特徴です。総じて、扱いやすさとコストパフォーマンスを重視するライダーにとって、非常にバランスの取れたモデルといえます。
● ZX-4R/ZX-4RRの並列4気筒エンジンの特徴
一方で、Ninja ZX-4Rシリーズに搭載される4気筒エンジンは、同クラスでは唯一の高回転型ユニットで、高出力・高回転性能を徹底的に追求した設計となっています。最高出力は57kW(77PS)/14,500rpm、ラムエア加圧時には59kW(80PS)/14,500rpmに達し、最大トルクは39N・m/13,000rpm。これは、かつてのCBR400RRやZXR400といった伝統的な400cc 4気筒モデルを凌駕するレベルです。
このエンジンは、吸排気効率を最適化したDOHC 16バルブ構造と高精度の燃料噴射制御により、1万rpmを超えても伸び続ける加速感と鋭いレスポンスを実現しています。加えて、4気筒ならではの高音質サウンドが、スポーツライダーにとって大きな魅力です。
シャシー面でも、ZX-4Rシリーズは高回転域での安定性を確保するため、剛性バランスを最適化したトレリスフレームを採用。フロントにはSHOWA製SFF-BP倒立フォーク、リアにはZX-4RRでBFRC liteショックを搭載し、ブレーキもφ290mmダブルディスク+ラジアルマウントキャリパーを装備しています。電子制御面では、KTRC(トラクションコントロール)、2種類のパワーモード、アップ/ダウン対応クイックシフターなどを標準装備し、総合的な走行性能を高次元で統合しています。
このように、ZX-4Rは「サーキットを走るためにそのまま持ち込める400cc」というキャラクターを持ち、400ccクラスで唯一“リッターSS的フィーリング”を味わえる存在といえます。
● 2気筒と4気筒の選び方のポイント
どちらを選ぶかは、使用目的によって明確に分かれます。
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街乗り・ツーリング中心 → Ninja 400(2気筒)
→ 軽量・低燃費・維持費が安く、日常使いに適する -
スポーツ走行・高回転の官能重視 → ZX-4R(4気筒)
→ 高回転の伸びとサウンド、電子制御を活かしたスポーティな走り
また、維持費の面でも差があります。4気筒は部品点数が多く、メンテナンスコストや消耗品費用がやや高くなります。保険やタイヤサイズ、ブレーキパッドなどの消耗スピードも異なるため、総合的なランニングコストの見積もりが重要です。
● まとめ:ニンジャシリーズの理解が後悔のない選択へ
「ニンジャ」という名称だけで判断するのではなく、Ninja 400(2気筒)とZX-4R/ZX-4RR(4気筒)を明確に区別して理解することが、最適なバイク選びにつながります。排気量が同じでも、エンジン構成・車体設計・用途がまったく異なるため、ライダー自身の走行スタイルや環境に応じた選択が必要です。
日常の利便性を重視するならNinja 400、走りの極限を求めるならZX-4R。この住み分けを理解することで、「ニンジャは何気筒?」という疑問の答えがより明確になります。
(出典:カワサキモータースジャパン「Ninja ZX-4R/Ninja 400 製品情報」https://www.kawasaki-motors.com/mc/)
ニンジャ400の4気筒モデルはあるの?馬力は?

400ccの4気筒という条件に該当するのは、ニンジャ400そのものではなくNinja ZX-4Rシリーズです。公表値では、最高出力が57kW(77PS)/14,500rpm、ラムエア加圧時は59kW(80PS)/14,500rpm、最大トルクは39N・m(4.0kgf・m)/13,000rpmとされており、400ccクラスとしては極めて高回転・高出力の特性を備えます。これらの数値は、吸排気効率と燃焼安定性を高い次元で両立させる4気筒ならではの設計と、精度の高い可動系、そして冷却・潤滑の最適化によって達成されています。
出力特性としては、8000rpm付近からの加速の伸び、1万回転台でのレスポンス、そしてレッドゾーン手前までのパワーデリバリーが印象的です。ギアレシオはワインディングやサーキットでのシフトワークを前提に最適化されており、アップ/ダウン対応のクイックシフター、KTRC(トラクションコントロール)、パワーモード、TFTメーターのサーキットモードなど、車体側の統合も高出力を無理なく引き出す方向で整えられています。ブレーキはラジアルマウントのモノブロックキャリパーとφ290mmダブルセミフローティングディスクの組み合わせで、強い減速Gの中でもコントロール幅を確保しやすい構成です。
運用面では、タイヤやブレーキパッド、チェーンといった消耗品の摩耗が一般的な2気筒スポーツより速いペースになる可能性があります。メンテナンス計画やランニングコストの見積もりを事前に把握しておくと、所有後のギャップを抑えられます。なお、出力や装備の詳細は市場ごとに差異がある場合があるため、購入地域の公式情報を確認すると確実です(出典:カワサキ公式 Ninja ZX-4RR 2026 仕様・装備ページ https://www.kawasaki.eu/en/Motorcycles/Supersport_Sport/Ninja_zx-4rr_2026.html)。
ZX-4RとZX-4RRの違いは?

Ninja ZX-4RとZX-4RRは、同一の基本設計を共有しながらも、走行シーンやライダーの志向性に応じて足まわりと電子装備を差別化した兄弟モデルです。両モデルともに並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は57kW(77PS)/14,500rpm、ラムエア加圧時には59kW(80PS)/14,500rpmに達します。最大トルクは39N・m(4.0kgf・m)/13,000rpmで共通しており、サーキットから一般道まで幅広く対応する高回転型ユニットを採用しています。
両モデルの違いが最も際立つのは、サスペンション構造とセッティングの方向性です。ZX-4R SEは、ストリートやツーリングなどの公道走行を意識した調整で、快適性と安定感をバランスよく両立。フロントにはSHOWA製SFF-BP倒立フォーク(プリロード調整付き)を採用し、リアにはホリゾンタルバックリンクサスペンションを搭載しています。一方、ZX-4RRはよりハードな走行を想定し、リアにSHOWA製BFRC lite(Balance Free Rear Cushion)ショックを装備。これはスーパースポーツ上位機種であるZX-10Rにも用いられる高性能ダンパーで、圧側・伸側の減衰特性を分離制御し、路面追従性とトラクション性能を飛躍的に高めています。
ブレーキシステムは共通仕様で、φ290mmのダブルセミフローティングディスクとラジアルマウントモノブロックキャリパーを採用。制動力だけでなく、レバー操作に対する応答性も高水準です。さらに、ZX-4RRではクラッチスプリングのセッティングが変更され、シフトフィーリングをよりスポーティに調整。サーキットでの連続周回を想定した耐熱性と油圧特性の安定性にも配慮されています。
また、両モデルにはアップ/ダウン対応クイックシフター、KTRC(カワサキ・トラクション・コントロール)、2種類のパワーモード、そしてTFTフルカラー液晶メーターが標準装備されています。メーターには「サーキットモード」と「ストリートモード」があり、前者ではラップタイムやギアポジションが視認性の高いレイアウトで表示されます。
主な装備比較(国内仕様参考)
| 項目 | ZX-4R SE | ZX-4RR |
|---|---|---|
| 最高出力/トルク | 77PS(80PS※)/39N・m | 77PS(80PS※)/39N・m |
| フロントサス | SHOWA製 SFF-BP倒立(プリロード調整) | SHOWA製 SFF-BP倒立(プリロード調整) |
| リアサス | ホリゾンタルバックリンク | SHOWA製 BFRC lite(高性能ダンパー) |
| ブレーキ | ラジアルマウント、φ290mm×2 | ラジアルマウント、φ290mm×2 |
| クイックシフター | 標準装備(アップ/ダウン) | 標準装備(アップ/ダウン) |
| 車両コンセプト | ストリート〜スポーツ走行 | サーキット重視の高次元 |
| シート高 | 約800mm | 約800mm |
| 車両重量 | 約188kg | 約189kg |
※ラムエア加圧時
総じて、街乗りやツーリング主体のライダーにはZX-4R SEが、サーキットやワインディングを主戦場にするライダーにはZX-4RRが最適といえます。ZX-4RRは、より高い旋回安定性と減速時の姿勢制御を得られるサスペンションを備え、ライダーの入力をダイレクトに反映する設計です。ZX-4R SEは快適性とスポーツ性のバランスを重視した万能モデルとして、初めての4気筒スポーツにも適しています。
(出典:カワサキモータースジャパン公式サイト「Ninja ZX-4R シリーズ製品情報」https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjazx-4r/)
ZX4R 2026年モデル 新型情報

2026年モデルのZX-4RRは、最新のカワサキデザイン言語を反映したアップデートが施され、スタイリングと電子装備の両面で進化を遂げています。外観はライムグリーンを基調に、ブラックとホワイトのグラフィックを組み合わせたコントラストの強いデザインとなり、フロントからテールまで連続するエアロラインがスピード感を強調しています。センターラムエアシステムを採用し、車体中央から空気を効率的に導入することで、走行中の吸気効率を高め、ラムエア加圧時に最大80PSを発揮する設計です。
足まわりでは、フロントにSHOWA製SFF-BP倒立フォークを採用し、内部の油圧室分離構造により減衰特性を安定化。リアにはBFRC liteショックを装備し、旋回中の路面追従性とコーナー出口での加速時トラクションを強化しています。これにより、前後の荷重移動がよりスムーズになり、ワインディングロードやサーキットでの旋回性能が一段と向上しました。
電子装備も充実しており、最新のTFTカラーメーターはスマートフォン連携機能「Rideology The App」に対応。走行ログの記録や燃費、車体情報の確認、メンテナンス時期の管理などが可能です。また、アップ/ダウン対応クイックシフターやKTRC、2段階のパワーモード設定も継承し、走行状況に応じた緻密な制御が行われます。さらに、フルLEDヘッドライトとテールランプを標準装備し、夜間走行時の視認性と安全性も高めています。
メーカー希望小売価格は1,210,000円(税込)で、400ccクラスとしては高水準ながら、装備内容とパフォーマンスを考慮すれば価格相応以上の価値があります。上位クラス譲りのサスペンション構造、エレクトロニクスの完成度、そして高回転4気筒エンジンの官能的なフィールが、他モデルとの差別化を明確にしています。
また、2026年モデルでは排ガス規制「令和2年排出ガス規制」にも適合しており、環境性能とパフォーマンスの両立を実現しました。排気系には改良型キャタライザーを採用しつつも、サウンドチューニングによってカワサキらしい高回転サウンドを維持しています。ライダーが「Ninja」ブランドに期待する走りの楽しさと環境対応性能を高いレベルで両立させた点も、最新モデルならではの魅力です。
(出典:カワサキヨーロッパ公式サイト「Ninja ZX-4RR 2026 Model Overview」https://www.kawasaki.eu/en/Motorcycles/Supersport_Sport/Ninja_zx-4rr_2026.html)
カワサキニンジャ400cc 4気筒モデルの購入指針
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価格の目安と構成
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ZX-4R 中古の相場と選び方
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400cc 4気筒 ネイキッド比較
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ニンジャ400cc 新型の注目点
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まとめ:カワサキニンジャ400cc 4気筒について
価格の目安と構成

400ccクラスにおける4気筒モデルは、構造の複雑さやエンジン回転数の高さに対応する設計要件から、一般的な並列2気筒モデルよりも製造コストが上がる傾向にあります。特にカワサキのNinja ZX-4Rシリーズは、フル電子制御と高精度なサスペンション構成を備えるため、同排気量帯の中でも高価格帯に位置づけられています。
国内仕様の参考価格として、ZX-4R SEは1,177,000円、上位グレードのZX-4RRは1,210,000円(いずれも消費税込)となっており、400ccクラスとしてはプレミアムスポーツの範疇に入ります。この価格差は、主にリアサスペンションの構造(ZX-4RRはBFRC liteショックを採用)や、細部の仕上げ・セッティングに起因します。両モデルともABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、KTRC(カワサキ・トラクション・コントロール)、2段階のパワーモード、そしてアップ/ダウン対応のクイックシフターを標準装備しており、電子制御の完成度が非常に高い点が特徴です。
参考価格比較(2026年モデル・国内仕様)
| モデル | 価格(税込) | 主な装備 | 車両重量 |
|---|---|---|---|
| ZX-4R SE | 約1,177,000円 | SFF-BP倒立フォーク、KTRC、クイックシフター | 約188kg |
| ZX-4RR | 約1,210,000円 | BFRC liteリアショック、KTRC、クイックシフター | 約189kg |
また、購入時には本体価格だけでなく、初回登録費用、自賠責保険料、任意保険料、納車整備費用などを含めた総支払額の把握が大切です。販売店によっては純正アクセサリー(ETC2.0、フレームスライダー、タンクパッドなど)の取り付けや、キャンペーン割引を実施している場合もあるため、時期や店舗ごとの条件を確認すると賢明です。
さらに、4気筒エンジンは定期的なオイル交換やバルブクリアランス調整など、メンテナンスコストも2気筒車に比べて若干高くなります。予算を立てる際には、購入後の維持費も含めたトータルコストを見積もると、長期的に満足度の高い所有体験につながります。
(出典:カワサキモータースジャパン公式サイト「Ninja ZX-4Rシリーズ 製品情報」https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjazx-4r/)
ZX-4R 中古の相場と選び方

ZX-4Rの中古市場は、発売から間もないこともあり比較的新しい車両が中心ですが、すでに年式や走行距離、グレードによって価格差が顕著に出ています。2025年時点では、中古価格の目安としてZX-4R SEが100万円前後〜115万円程度、ZX-4RRが110万円〜125万円前後の範囲で推移しており、状態や装備内容によって変動します。走行距離が1万km未満で無転倒・整備記録付きの個体は人気が高く、価格が高止まりする傾向があります。
購入を検討する際は、以下の項目を重点的にチェックすると安心です。
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エンジンの始動直後の挙動:アイドリングが安定しているか、異音やメカノイズが過度でないかを確認します。
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クラッチとシフトの操作感:ZX-4Rはクイックシフターを搭載しているため、特にアップ/ダウンの動作が自然に行われるかを確認します。
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サスペンションの状態:フロントフォークのインナーチューブにオイル滲みがないか、リアショックのダンピングが抜けていないかチェックしましょう。
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ブレーキの効きとフィーリング:ラジアルマウントキャリパーが正常に作動しているか、引きずりや鳴きがないかを確認します。
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電子制御系統の動作:メーター上にエラーコードが表示されていないか、トラクションコントロールやパワーモード切替が正常に行えるかを確認します。
とくにZX-4Rはサーキット走行に使用されることも多いため、走行歴がある車両では以下の消耗部品にも注意が必要です。
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ブレーキローターおよびパッドの摩耗具合
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チェーンとスプロケットの消耗度
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タイヤの偏摩耗(トラックユース車両は端が溶けている場合あり)
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カウルやステップ周辺の転倒跡・再塗装の有無
さらに、定期点検記録簿や保証書が残っているかどうかも重要な判断材料となります。メンテナンス履歴が明確であれば、将来的な整備コストを予測しやすくなります。
中古購入後は、納車時にプラグやオイル、冷却水、ブレーキフルードなどの基本消耗品をリフレッシュしておくと安心です。電子制御系統を多く搭載するモデルのため、信頼できる販売店や認定中古車制度を活用するのも賢明な方法です。
ZX-4Rは性能と技術が詰まったハイエンド400ccスポーツのため、中古であってもコンディションを見極める目が求められます。しっかり整備された個体を選べば、新車に近いフィーリングで長く楽しむことができます。
400cc 4気筒 ネイキッド比較

400ccクラスにおいて、4気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクは現在ほとんど存在していません。2020年代に入ってからの国内市場では、4気筒400ccエンジンを採用するモデルの新車販売は、カワサキのNinja ZX-4Rシリーズが事実上唯一の存在です。このため、厳密にはZX-4Rはネイキッドカテゴリーではなく、フルカウルを装着したスーパースポーツモデルに分類されます。
ネイキッド志向のライダーが4気筒特有の高回転フィールやサウンドを求める場合、ZX-4Rをベースにカウルを外し、アップハンドル化やバーハンドル化などでポジションを調整するカスタムも一定数行われています。しかし、ZX-4Rは空力性能や高速域での直進安定性を最優先に設計されており、エアロダイナミクスを犠牲にすると風圧負担が大きくなる傾向があります。そのため、快適性や積載性を重視する純粋なネイキッドバイクとは、根本的な設計思想が異なります。
現行400ccクラスにおける車種比較(2025年時点)
| モデル名 | エンジン形式 | カテゴリー | 価格帯(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Kawasaki ZX-4R | 並列4気筒 DOHC 16バルブ | フルカウル・スーパースポーツ | 約117〜121万円 | 高回転型エンジンと電子制御を両立 |
| Kawasaki Z400 | 並列2気筒 DOHC 8バルブ | ネイキッドスポーツ | 約76万円 | 軽量・高燃費・街乗り適性 |
| Honda CB400SF(生産終了) | 並列4気筒 DOHC 16バルブ | ネイキッド | 約90万円(中古市場) | 伝統的4気筒フィールと安定感 |
現在新車で購入できる4気筒ネイキッドモデルは事実上存在せず、過去のホンダCB400SFやヤマハXJR400が生産終了となった今、ZX-4Rのみが400ccクラスでの「4気筒エンジンの現行後継」として位置づけられています。
もしツーリングや街乗りを中心に使用したい場合、Z400のような2気筒ネイキッドモデルが実用性・価格・維持費のバランスに優れています。一方で、回転上昇のスムーズさやサウンド面での魅力を最重視するなら、ZX-4Rを選ぶ価値は大いにあります。すなわち、ツーリング主体なら2気筒ネイキッド、走行性能重視なら4気筒スーパースポーツという明確な選び分けが可能です。
(出典:カワサキモータースジャパン「Ninja ZX-4Rシリーズ 製品情報」https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjazx-4r/)
ニンジャ400cc 新型の注目点

ニンジャ400の新型モデルは、軽量かつスリムな車体と、扱いやすい並列2気筒エンジンを軸に設計されています。ZX-4Rのような高回転4気筒とは異なり、実用回転域でのトルクと燃費効率の良さを重視しており、街乗りや長距離ツーリングでの快適性に優れています。エンジン出力は35kW(48PS)/10,000rpm、最大トルクは37N・m/8,000rpmで、低中速域での力強さと粘りが魅力です。
軽量なトレリスフレーム構造(車重168kg)は、カワサキ独自の応力解析技術によって剛性としなやかさを両立しており、コーナリング時の安定感と取り回しの軽さを高水準で確保しています。また、シート高は785mmと低めに設定されているため、身長165cm前後のライダーでも安心して足つきができる設計です。これにより、通勤や通学といった日常用途から、長距離ツーリングまで幅広く対応します。
ニンジャ400とZX-4Rの主要スペック比較(2026年モデル参考)
| 項目 | Ninja 400 | ZX-4R |
|---|---|---|
| エンジン形式 | 並列2気筒 DOHC 8バルブ | 並列4気筒 DOHC 16バルブ |
| 最高出力 | 48PS / 10,000rpm | 77PS(80PS※)/14,500rpm |
| 最大トルク | 37N・m / 8,000rpm | 39N・m / 13,000rpm |
| 車両重量 | 約168kg | 約188kg |
| シート高 | 785mm | 800mm |
| 価格(税込) | 約836,000円 | 約1,177,000円〜 |
| 用途 | 街乗り・ツーリング重視 | スポーツ・サーキット重視 |
※ラムエア加圧時
燃費面でもNinja 400は優れており、WMTCモード値で約28km/L前後を記録します。タンク容量14Lを考慮すると、満タンでおよそ350〜400kmの航続距離を確保できる計算です。ZX-4Rがサーキット志向のハードウェアを備えるのに対し、Ninja 400は普段使いを前提にした汎用性の高さが大きな魅力となっています。
また、保険料や維持費の観点でも差が出ます。ZX-4Rは高出力・高性能な分、消耗品の減りが早く、タイヤ・チェーン・ブレーキパッドなどのランニングコストが上昇します。一方でNinja 400は燃費効率が高く、点検サイクルも長いため、維持費を抑えつつスポーティな走りを楽しみたいライダーにとって理想的な選択肢です。
総じて、高回転域の刺激を求めるならZX-4R、実用性とコストパフォーマンスを重視するならNinja 400という明確な棲み分けが成立しています。どちらもカワサキが誇る高品質なシャシーとブレーキ性能を備えており、目的に合わせた選択が満足度の鍵を握ります。
(出典:カワサキモータースジャパン「Ninja 400 製品情報」https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja400/)
まとめ:カワサキニンジャ400cc 4気筒について
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400ccの4気筒はニンジャ400ではなくZX-4Rが該当
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ニンジャ400は並列2気筒で扱いやすさ重視の設計
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ZX-4Rの出力は77PSでラムエア時80PSに到達
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最大トルクは39N・mで高回転域の伸びが持ち味
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ZX-4R SEはストリートからスポーツ走行まで対応
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ZX-4RRはBFRC lite採用でサーキット志向が強い
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ブレーキは両モデルともラジアルマウント採用
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電子制御はKTRCやパワーモードなど装備が充実
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クイックシフターはアップダウン両対応で快適
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TFTメーターのサーキットモードで視認性に優れる
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価格帯はSEが約117.7万円でRRが約121万円
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中古は走行距離と整備記録を重視して選定する
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サスペンションやブレーキの消耗状況を要確認
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ツーリング主体はニンジャ400選択が合理的
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走り込み主体はZX-4RRの高性能足まわりが有利
最後までお読みいただきありがとうございます。






